東京スポーツ杯2歳S2018 予想

こんにちは。やまにんです。


今年の当レース過去5年で最も頭数が多い。
そんなわけで例年より、競馬の完成度に予想の比重を置いた方が良さそう。
血統的にはマイルをこなすくらいの馬を買うイメージで、
過去5年から考えるとリファール系、ミスプロ系を内包する馬に注意。

ルヴォルグ/R.ムーア
1戦1勝馬で、中2週とタイトなローテ。この条件での高い適性を感じて出走させている感で好印象。前走は同舞台同条件の新馬戦4馬身差圧勝。他馬がレースをしていないので相対的にどうかはわからないけど、強い方で考えている。血統的にもこのレースで台頭するミスプロ、リファールともに持っているので軽視はできない。難をつけるのなら、もちろんレース経験の浅さや、周りのレベルの高さ。多頭数故にあっさり飛ぶシーンも想定。

ヴェロックス/C.ルメール
2戦1勝。強い新馬戦は流石に力差ありすぎたか。2戦目は競馬を教えるために控えたようだったが、少頭数で好位先頭で揉まれたわけでもなかった。相手が強かった可能性ももちろんあるけど、同じ脚しか使えなかったのはやや物足りないと映る。ただ、血統的には東京でプラスになりそうだし、ハーツ産駒よりも距離短くてスピード血統だろうと思われるジャスタウェイは良いはず。スタートが良いのでポジションもとれると思うし、鞍上強化もプラスでここで立て直す可能性も十分。

カテドラル/福永
2戦2勝。そのヴェロックスを封じ切ったのが当馬。楽逃げだったが、位置どりはそこまで関係ない競馬で、前走だけならヴェロックスよりも高評価。ただ、気になる点は前走が逃げである点。このまま逃げ馬になるか、という点ではまだなんとも言えず、このレースで答えが出ると思う。なんとなくだけど嫌な予感がする、福永据え置きもどうなのか。

ヴァンドギャルド/Cデムーロ
1戦1勝。内容濃い初戦だった。内ラチで脚を溜め、4角で何度も持ち直して進路確保から追い出してからは一気の切れ味。スムーズだったらもう少し差はあっただろう競馬で、今回も内寄りの枠で枠を活かして多頭数を立ち回る算段が1戦馬なのにある程度立つと思う。前走の重馬場が能力を引き出した可能性がなくはない血統でディープ産駒もプラス材料ではないと思うので、そこで評価は下がる。

ホウオウサーベル/Mデムーロ
1戦1勝。マイラーくらいの馬がはまるイメージの舞台、距離でやや重い血統だと思うし、リファール、ミスプロを内包していないため、血統評価は低い。レースの内容は完勝で地力の高さはあるがこのメンバーに入ると薄まる感じはする。

ダノンラスター/モレイラ
1戦1勝。リファール内包。エーピーインディ系、ストームバード系と2歳戦で仕上がりの早いとされる血統構成。血統的にはかなり好感が持てる。レース内容もラップこそ凡庸だが、一瞬で他馬を置き去りにして早め先頭からソラをつかっても圧勝というレースで、まだ底を見せていない。上位3頭に人気を吸われている感じだけど、十分可能性は感じる。鞍上も心強い。

ナイママ/柴田大知
札幌2歳S組。今年の札幌2歳Sはちょっと特殊な流れ。ワンターンでかつ最初からトップスピードに乗りなし崩しに脚をつかう競馬。ダート的なラップの並びになり、この馬もダート実績有。2走前も前傾ラップと、まだ前傾しか経験のない中でこの挑戦は2段階くらいハードルが上がると思う。素直に狙い下げ。ここでくるようなら一気に見直し。一応ミスプロ内包。

ニシノデイジー/勝浦
ナイママ同様、札幌2歳組。早め先頭で押し切りをはかるナイママをしっかり捉える競馬で展開の利を受けたのはこっちの方。函館→札幌で良くなったのは外回りの分。ハービンジャー的な要素が出た。ただ、瞬発力は未知数。ここも素直に狙い下げ。

ゴータイミング/武豊
リファール内包馬。1戦1勝。前走は重馬場での競馬を外から回してクビ差1着。血統構成からは重馬場で力を出せそうな感じで、良馬場のキレ勝負になってどうなのか。父ディープもこのレースはそんなに合う感じもしないので、静観。

血統的に注目しているのは、
アガラス/ビュイック
前走は完全な前傾ラップで稍重と特殊な舞台設定でむしろ適性外で格好をつけたかたち。新馬戦は今のところ4着馬まで勝ち上がりしていて、それなりのレベルだったといえるし、そのメンバーを寄せ付けず完勝。

全馬それなりに見所があって、近年稀にみる混戦。
すごい堅い決着も当然あると思うけど、それ以上にほとんどの馬にチャンスがあると思う。


ダノンラスター ◎
血統面、鞍上、2戦目で距離短縮。この人気なら積極的に狙う。
ヴェロックス　○
アガラス　▲
ルヴォルグ　△

◎,○,▲　ワイドBOX　4-9のみ200円　残り300円
△-◎,▲　ワイド　各100円